徹底的な自己否定は自分を成長させる
shotaです。
最近の世の中では「自分の個性を伸ばして好きなことで生きなさい」
みたいな流れがありますよね。
好きなことが専門性となり、結果的に食えるみたいな。
たぶん正解だと思います。
しかしそれを、「おれは人の言うことなんて聞かない、自分が一番正しい!」
って言う風に曲解してる人がいるんじゃないかなと思うんですよ。
(特に若手サラリーマン)
何を隠そう、自分がその典型でした。
上司や先輩にちょっと気にくわないことを言われると、
「自分の個性を伸ばして生きなさい」という世の中の風潮を大義名分にして、
「ふん!うるせえ先輩だな、古いこと言ってんじゃねえよ!」とか思ったりね。
確かに、自分の意思を貫くことは大事だと思うんです。
それが仕事の原動力にもなるし、いざという時の強さにもなる。
ただこの思考のどこが一番まずいかというと、
「学べる機会を自分から放棄してしまっている」
ことだと思うんです。
もちろんクソみたいな先輩もいるけれど、
それも一種のフィードバックで、自分のヒントになることがあるかもしれない。
クソみたいな先輩だからといって、
必ずしもフィードバックもクソというわけではない。
人はフィードバックされる内容じゃなく、
フィードバックをする”人”の属性によって、その質を判断しがちです。
そこはちゃんと切り離して考えよう。
でないと、成長のチャンスを逃します。
誰からでも少しは学べることがあるんですよね。
僕は会社に入ってしばらく自分の実力を過信しており、
成長の機会を逃し続けてきました。
けど、上司から鬼のように詰められたことがきっかけで(もちろん僕の実力不足のせい)、上記のような思考を身につけることができました。
それ以来、社内での評判もめちゃくちゃよくなりました。
なんでそうなれたかって、1回徹底的に上司に自己否定されたことが効いてると思うんですよね。
もちろん否定しすぎは自信をなくしてダメだけど、適度な自己否定は成長を加速させる。
僕が思うに、これは会社員だけに必要なことじゃなく、
フリーランスの人にも必要な思考なんじゃないかと思う。
なぜなら彼らは上司に注意されたりしないから。
だから、会社員もフリーランスも、
一度徹底的に自己否定される機会を作ってみましょう。
きっと段違いに成長すると思います。